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つれもて会(ハイキング)23年12月の例会

つれもて会(ハイキング)
23年12月の例会は12月11日(日)に行われました。
今回は12月例会と合わせて納山会も行われました。例会は高槻市と
茨木市にまたがる今城塚古墳、太田茶臼山古墳等 継体天皇に関する
御陵の見学をいたしました。

JR摂津富田駅に10時集合。コース JR摂津富田駅 北側駅前広場
⇒今城塚古墳、古代歴史館⇒ハニワ工場公園⇒継体天皇陵⇒納山会会場

例会
スタート時は厚い雲におおわれた空も徐々に明るくなり、時には晴れ間
ものぞく絶好の天候となりました。10:00予定通りJR攝津富田駅
をスタート、国道171号線を含む街中の道路を進み今城塚古墳へ。
当番幹事の西田さんの説明を受けながらきれいに整備された古墳を見学、
たくさん並んだハニワ達の中での集合写真の後、すぐ隣にある今城塚古代
歴史館を訪問、ボランティアの方の説明を受けました。皆さん熱心に聞き
入り又、質問も活発にされておりました。

引き続き新池埴輪制作遺跡へ、ここは今城塚古墳のハニワを作った工場
の跡で丘陵一帯3万㎡に広がり、ハニワを焼く窯が18基と作業場、職人
の住居等があり、埴輪制作の一大工場だったようです。次に、太田茶臼山
古墳へ。ここは宮内庁の管理であり、第26代継体天皇の陵墓とされてい
ますが、いろいろの資料から、年代が合わず、学術的には今城塚古墳の方が
真の継体天皇陵だといわれているようです。いずれにしろ古代歴史ファン
には非常に興味深い問題だろうと思われます。

大きい写真はクリックしてご覧下さい。↓
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納山会
会場は総持寺駅前の「こがんこ」です。予定通り13:00開始。
食事を取りながら、いろいろな行事が行われました。組織担当幹事からは
通信手段としてのメール利用についての依頼、会計幹事からはメール活用
による経費削減の還元策(下見代増額等)、番外担当からは来年の番外計画、
引き続き、皆勤賞4名、新入会員4名、退会者1名、それぞれの方々から
ご挨拶をいただきました。来年1月の予定の説明、つれもて会の歌斉唱して
散会しました。 参加者47名。

那智黒会(囲碁)23年12月の例会

那智黒会(囲碁)
23年12月の例会は12月10日(土)に開催されました。
参加者は9名でした。次回24年1月例会は1月28日(土)
を予定しております。ぶらくり会との合同新年会を企画しています。

つれもて会(ハイキング)23年11月の例会

つれもて会(ハイキング)

23年11月の例会は11月13日(日)に実施されました。

目的地は能勢の妙見山です。集合場所 阪急川西能勢口駅から能勢電妙見口へ。

コース 能勢電妙見口⇒奥橋⇒初谷出会⇒山頂広場(昼食,会の歌合唱)⇒三角点⇒展望台⇒ケーブル下⇒能勢電妙見口

当日は懸念された天候も集合時点では快晴でほっとしたものの、途中から黒雲が覆ってきて,一時心配しましたが雨に遭う

ことも無く無事終了しました。

コースは車道を少し歩いた後、川沿いの比較的なだらかな登山道に入り、小さな瀬を何回か渡って車道に出、少し急な山道
に入り、もう一度車道を横断して、それまでのコースで一番急な坂を10分ばかり登って山頂広場に到着。

ここで表食と合唱、さらに展望台まで行き、記念写真を撮影した後、ケーブルを利用して下山する人と28名の徒歩下山のグループに別れ、ともにケーブル下を経由して能勢電妙見口まで歩き帰途についた。

大きい写真はクリックしてご覧下さい↓
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ただ、頂上付近のブナ林の紅葉もまだ時期が早いのかもう一つの色付きだったのが残念だった。

参加者 34名。次回12月の例会12月11日(日)に、納山会をかねて、高槻市から茨木市にまたがり、今城塚古墳、太田茶臼山古墳等 継体天皇に関する御陵の見学を予定しています。

那智黒会(囲碁)23年11月の例会

那智黒会(囲碁)

23年11月の例会は11月26日(土)に開催されました。

次回12月の例会は12月10日土)に予定されています。

囲碁愛好者の参加をお待ちしています。

ぶらくり会(勉強会)11月の例会

ぶらくり会(勉強会)

11月の例会は11月8日(火)午後6時半からいつもの神戸市勤労会館で開催されました。

講師には和歌山大学教育学部 准教授の高橋 健一先生にお願いをいたしました。

テーマは「和歌山高等商業学校と美術」です。先生は7月23日(土)に開催された大阪支部総会の席上

で、同様のテーマで講演をされています。高商発足当時のDNAを感じたと会員から大好評だったとの話

を聞き、神戸でも是非、講義を拝聴したいと思い、お願いした次第です。

大きい写真はクリックしてご覧下さい↓
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高橋先生は大学の研究者情報によれば、東北大学文学部修士課程卒、テーマは美学・美術史、専門分野は

イタリア美術史・美術批判史との事です。

先生がこの日、神戸での講演に来る前に時間があったので、小野市にある浄土寺の浄土堂と堂内の安置され

ている阿弥陀如来像を拝観してきたとの話をされました。さすが美術史の専門家だと感銘を受けました。

私も兵庫県内で一番大好きな仏像はこの浄土寺の阿弥陀如来像です。6月~8月の夕方4時~5時頃に、

夕日を背に受けて、光り輝く阿弥陀来迎図はすばらしい一語に尽きます。

本題に入ります。

和歌山大学経済学部所蔵の油絵2点が和歌山県立近代美術館の名品展覧会に展示されたとの事です。ほかにも

数点あるようですが、修復作業を必要とするようです。展示されたのは津田清楓の『教会堂』と児島虎次郎の

『白耳義ガン市々場』の2点です。

当時から高名な画家の作品がなぜ和歌山商業高等学校の所蔵となったのか、先生の推理が始まります。

 津田清楓

華道家で去風流家元の西川一葉の息子として京都市に生まれる。兄の西川一草亭も華道家で去風流家元。

はじめ四条派の升川友広に日本画を師事し、1897年、関西美術院に入学。1907年から農商務省海外

実業実習生として安井曾太郎と共にパリの留学し、アカデミー・ジュリアンにてジャン・ポール・ローランス

に師事。アールヌーヴォーの影響を受ける。1909年に帰朝。1913年に文展を脱退し、1914年、二科会

創設に参加。1929年、京都市東山区に津田洋画塾を開く。のち友人河上肇の影響でプロレタリア運動に加わり、

1931年、第18回ニ科展に、立派に聳え立つ国会議事堂と粗末な庶民の家屋群を対比させた「ブルジョワ議会

と庶民の生活」を出品したが警察当局の圧力により「新議会」と改題させられた。のち転向して二科会から脱退し、

洋画から日本画に転じる。 

親友に夏目漱石がおり、漱石に油絵を教えた他、漱石の「虞美人草」「道草」や森田草平の「十字街」などの装丁を

手がけた。山梨県笛吹市に清楓美術館がある。

清楓の経歴の中に河上肇との接点があります。そして和歌山高商の初代校長・岡本一郎は河上肇とは同郷であり、

学問的にも京都帝大時代から親交があった。そんな縁で清楓の「教会堂」が和歌山高商の所蔵となったのではないかと

思われる。

永くなったので、児島虎次郎の経歴は省略しますが、倉敷の大原美術館・大原孫三郎の支援をうけ、ヨーロッパ留学中

に画家・須田国太郎と知り合う。この須田国太郎、後に和歌山高商の美術の教師となるのですが、その縁で「白耳義ガン市々場」

を所蔵するようになったのではないかと推定されます。以上の講演が有りました。これから成長して行こうとする

和歌山高等商業学校の熱気がこれらの絵画を引き寄せたのかもしれません。



ご挨拶

宮本隆夫が世話役を平成15年7月から引き受けて参りましたが、今回の11月例会をもって退任させていただくことになりました。

来年24年1月からは神戸支部長・水田太一氏が担当してくれることになりました。私同様、ご支援をお願いいたします。

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