ぶらくり会11月例会「前田一知のおもしろ昭和論」報告

ぶらくり会11月例会報告


開催日時:11月11日(月)午後6時30分~午後8時

開催場所:神戸市勤労会館406号室

講  師:前田 一知(まえだ かずとも)氏
ぶらくり会11月例会写真P1010339


・昭和47年(1972年)大阪生まれ

・職業:歌手、ミュージシャン、劇団タレント、落語家

・平成20年(2010年)よりアマチュア(セミプロ)として落語を始める。

・大阪、横浜、神戸、和歌山で「前田一知一人会」を定期的に開催

講演テーマ:「前田一知のおもしろ昭和論」

出席者数:25名



今回のぶらくり会例会は、いつもとは趣向を変え、天才落語家故桂枝雀師匠のご長男前田一知さんを講師に迎え、第一部では枝雀師匠を彷彿とさせる落語をご披露いただき、第二部では前田一知さん独特の“昭和論”「前田一知のおもしろ昭和論」を楽しく拝聴しました。

以下にそれぞれのポイントを報告します。



第一部の落語では、古典落語の演目の一つである「不動坊(ふどうぼう)」を聞かせていただきました。この演目は、上方では桂米朝、笑福亭仁鶴、桂ざこば、桂南光の各師匠が、東京では桂文治師匠が得意ネタとされているものだそうです。また、故桂枝雀師匠の得意ネタでもあったそうです。

落語は同じ演目でも演者によってその趣が変わってくると思いますが、前田一知さんの落語はその仕草、声色等、いろんな場面で枝雀師匠を思い出させるものが多々あり大変楽しませていただきました。

今回参加できなかった皆さんには是非一度、生の前田一知さんの落語を聞いていただきたいと思います。

なお、「不動坊」の話の内容についてはインターネットで確認できますので検索してみてください。
https://www.google.co.jp/search?hl=&q=%E4%B8%8D%E5%8B%95%E5%9D%8A&sourceid=navclient-ff&rlz=1B3GGHP_jaJP431&ie=UTF-8
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2009/06/post-a762.html



第二部の“昭和論”では、講師がなぜ昭和について話すのか、昭和のどこに惹かれるのかをパワーポインを使い、また途中にビデオを流し熱く語っていただきました。以下はその概要であります。

ぶらくり会11月例会写真P1010340

ぶらくり会11月例会写真P1010341



・今、インターネットの世界では昭和ブームとなっているが、仕事から帰り、ビールを飲みながらネットで昭和に関する記事等を検索するのが楽しみとなっている。

・昭和ブームは昭和生まれだけのものか、平成生まれでも昭和好きがいるし、(講師は)

 41歳の今までの人生で既に平成の方が長くなっているのに昭和が好きである。

・では、昭和の良さと何かというと「昭和とはグレーゾーンである」ことである。

 現在は「白と黒」、何事もはっきりさせないといけないという風潮があり(これは子供の思考と似ている)、訴訟社会となってきている。

・世の中には、良いこと(白)とも悪いこと(黒)とも割り切れないものがあり、グレーの部分に人情や哀愁といった心のひだあると思う。

・昭和の特徴として(子供心に)怖いというか威厳のある人が多かったと思う。

-父親、警察官、学校の先生、国鉄の車掌、カミナリ親父-

 ・あの頃は、それぞれがそれぞれの役割を何となく(周りを気にしながら)意識してそれを演じていたと思うが、今はそれがなくなっているような気がする。

 ・あの頃がもう一度戻ってくることを望んでいる。

 

講演の途中、昭和41年当時の東京の下町の風景や、趣味で集められた(昭和の)面しろ動画集、懐かしいテレビ番組を映像で拝見しました。特に面白かったのは、人生幸朗・生恵幸子の“ぼやき漫才”のビデオであります。

ぶらくり会11月例会写真P1010342


講師のお話をお聞きして、物事に白黒を付け、はっきりさせなければならないケースも実社会ではあるでしょうが、何から何までYes/Noで決め付ける必要はないと思いました。   

やはり、グレーというかファジーな対応が必要とされるケースもあり、それによって社会生活に余裕も潤いも出てくるのではないかと考えますが、皆様はいかがお考えでしょうか。

  

ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)
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