ぶらくり会26年3月例会「和歌山大学における学生の自主創造活動」報告

ぶらくり会26年3月例会報告


開催日時:3月14日(金)午後6時30分~午後8時

開催場所:神戸市勤労会館406号室

講  師:尾久土 正己(おきゅうど まさみ)先生
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・和歌山大学学長補佐(教育改革担当)

・学生自主創造科学センター長

・観光学部教授/博士(学術)

谷口 祐太(たにぐち ゆうた)氏
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・和歌山大学 システム工学部 4回生

・クリエ ソーラーカー・プロジェクトリーダー

・和歌山大学学生広報チーム(Prism)代表


講演テーマ:「和歌山大学における学生の自主創造活動」

出席者数:25名

今年最初のぶらくり会例会は、和歌山大学の教育改革ご担当の学長補佐で且つ学生自主創造科学センター(愛称:クリエ)のセンター長もされておられる尾久土正己・観光学部教授ならびにシステム工学部4回生でクリエのソーラーカー・プロジェクトのリーダーとともに学生広報チームの代表をされておられる谷口祐太様のお二人を講師にお迎えし、「和歌山大学における学生の自主創造活動」というテーマでご講演を頂きました。

近年の和歌山大学の世間での評価は、マスコミでの就職率ランキング、偏差値での評価等の影響もあって嘗ては歯牙にもかけなかった関西の某私立大学より低い最下層に位置していることは、卒業生の一人として非常に腹立たしく思っていたところ、昨年10月のホームカミングデーで和大を訪問した際に、クリエの活動を紹介して頂く機会を得ました。

そこでは、学生たちが、様々な活動を通じて自主性、創造性を培って和大の存在価値を世間に認知してもらう活動をしていることを知りました。
そして何よりも各プロジェクトのプレゼンテーションが素晴らしく、和大も捨てたものではないと心強く思った次第です。

そこで、現役の和大生が、和大の地位向上のためにクリエ活動を通じて奮闘していることを会員各位に認識して頂きたくぶらくり会でご披露頂いた次第です。

今回の講演では興味深い事柄が多々ありましたが、特に印象に残ったものを以下に記します。

2001年に6チーム(6プロジェクト)でスタートしたクリエ活動は、12年目となる現在、15チーム(15プロジェクト)、約400人が活動している。
クリエは、自主演習という形態をとっており演習のテーマは学生自身が決め、指導教官を指名するユニークな方法をとっており、自ずと自主性、創造性が培われることになる。
現に、企業に就職した卒業生でクリエ活動をしていた人たちにアンケートをとったところクリエ活動で自主性、創造性が培われたと思うと75%の人たちが答えており、また、50%以上の人たちが今の仕事に役立っていると答えている。

また、かつて文科省が採用試験に当たって特に重視したい点を企業にアンケート調査したところ、ウエイトの高い順に①コミュニケーション能力、②主体性、③チャレンジ精神、④協調性、⑤誠実性、・・・となっており、クリエ活動はまさにこれらの能力を高めるのに適してしていると思われ、ソーラーカーPJで活躍した卒業生は、いち早く、トヨタ、日産、ホンダ等の一流自動車メーカーに採用されているという事実もあるとのこと。

クリエ活動は、4学部横断で行っているため、昼間に集まって話し合ったり共同作業をしたりするのは難しいため、授業の始まる前の早朝に集合したりすることも多いと谷口講師から話があり、単なるサークル活動とは違うような印象を持った。

大学教育は最初の2年が教養課程、後の2年が専門課程と位置付けられているが、和大のクリエ活動は1回生から4回生まで活動できるいわば「協働」課程といえるとは尾久土先生の弁。

そこで、来年度(来月から‼)よりクリエを更にパワーアップして「協働教育センター」(愛称はクリエのまま)と改称し、チームで主体的に学ぶ訓練ができる演習を行う「協働科目」授業を開講されるとのことであった。

クリエ活動の運営に当たって必要な予算は学内の審査を経てチーム単位で年間Max.50万円つくとのことであったが、例えば、ソーラーカーやレスキューロボット、宇宙開発(ロケット、気球等)等の各プロジェクトの様に、様々なパーツを組み合わせる工程のある活動ではなかなか厳しい予算額であると思われる。
もっとも、平成25年度には活動が活発で優秀であるとのことでソーラーカー・プロジェクトに100万円の支援がなされたとのことであった。

クリエ活動に対する経済的な支援の一部は、2009年創設の和歌山大学基金室よりもなされているとのことですが、更に、和歌山大学の存在価値を世間に認知してもらうため、クリエ活動に一役買って頂きたいとの考えより、神戸支部から、クリエ活動に特化して、精神面だけではなく経済的な支援を行うことをご提案したいと思います。

今後の支部総会、幹事会および各勉強会等で検討し、出来るだけ早く具体的な実行策を策定したらどうかと思っておりますが、皆様方如何お考えでしょうか。

ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)

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