ぶらくり会28年9月例会報告

ぶらくり会28年9月例会報告

開催日時:9月21日(水)午後6時30分~午後8時
開催場所:神戸市勤労会館 406号室
講  師:中右 立代(ナカウ リツヨ)様
整理収納アドバイザー、収納コンシェルジェ
20160921_183503.jpg

 (セミナー歴)
・学校厚生会での収納セミナー
・高齢者大学講座(公民館)
・片付け教室(総合庁舎)
・百貨店でのセミナー
・マンション販売センターでのセミナー 他
講演テーマ:『シニアの片付け―今始めよう!身辺整理―』
出席者数:15名

今や世の中はまさに片付けブームであり、片付けに関する雑誌や情報が溢れかえっ
ています(「何を捨て何を残すかで人生は決まる(青春出版社)」、「なぜ死んでからでは手遅れなのか(プレジデント)」、etc.)。
そして、いわゆる「終活」においても、資金計画、エンディングノート、その時に飾って欲しい写真等準備しておくものとともに身辺整理の必要性が言われています。
 そこで、今月は整理整頓、収納に関する専門家をお招きしてお話を伺いましたのでその概要を報告します。

1.まず、なぜ整理整頓、片付けが必要なのでしょうか。
それは、年齢に関係なく人生の節目節目に必要なモノを手に入れてきた、そして気が付いたら身の回りにモノが一杯になっていた、そして今後、安全かつ安心して自活していくには身辺整理が必要だからです。
 特にシニア世代は今後の事を考えた場合には、すぐにでも身辺整理をした方が良いとのことです。
それは、今はまだ、気力、体力、判断力があるからであります。更に、費用面でも今行った方が少なく済むとのことです。ことが起こった後に整理整頓をした場合には、恐らくその費用はご家族が負担することになるのですが、2LDKで少なくとも20万円、場合によっては100万円以上のとてつもない費用が必要になってくるとのことです。

2.何を残し、何を減らすか。
残すものは、今使うモノ、好きなモノ。
今使うモノではなく、使えるモノを取りあえずということで残し続けると、モノは減らないし、結局、モノで溢れかえることになるとのことです。
何を減らすかというと、残すモノ以外のモノでありますが、講師がご自身でされていることおよび講演の受講生がされていることを含めて一部ではありますが以下の各項目を披露して頂きましたので参考にしてください。
なお、減らすとは必ずしも捨てることだけではありません。この点は後述します。
(減らすモノ)
 ・洋服・着物、ブランドバッグ、靴、食器、時計、アクセサリー、箱入りタオル
 ・手紙・年賀状、書籍・書類、鍋、飲まない洋酒、賞味期限切れの品物、レジ袋
 ・何かに使えるかもしれないとしまってある缶
 ・壊れていないが使っていないもの
 ・サイフォン式とドリップ式の二つのコーヒーメーカーがある場合はいずれか一方
・サラリーマン時代の名刺・・・残しておいて役に立つ?ノスタルジーに浸るだけ!?
・子供の思い出のモノ・・・親の思い出であり、子供は残して貰いたいと思っているとは限らないとのことです。
 ・写真、アルバム・・・重さにすると一人平均何キロにもなるそうです。
            いつも見ることができるよう気に入った写真を何枚か写真立て
に入れておく。
 ・卒業証書、表彰状・・・資格証等職業上必要なものを除く。
 ・その他

3.モノの減らし方、活かし方
モノを減らすとは捨てることだけではないと言いましたが、まずは、インターネットを検索し情報収集しましょう。そこには、様々な有益な情報が紹介されていますので、自分にあった情報を取捨選択してください。
場合によっては思わぬ小遣い稼ぎになるかもしれません。
・リサイクル業者に引き取ってもらう
 ・バザーに出品する
 ・寄贈する
 ・フリーマーケットに出品する
 ・リメイクする
 ・知り合いに譲る
 ・ホームレス支援に活用する
 ・資源ごみに出す
 ・その他

4.収納術
整理整頓の基本は、今現在収納している物を「出し」、使うもの使わないもの、要るもの要らないものに「分け」、そして「収納」することだそうです。
例えば、服の場合には、好きな服とそうでないもの、着れるけれども着ないもの等があると思いますが、この場合は好きな服だけを残し、それを収納するのだそうです。
その収納方法としては、
①地番を決める・・・例えば、シャツだけ、セーターだけ、スラックスだけ、の様に
         同じジャンルのものを纏める。
②仕切る・・・箪笥の引き出しに収納する場合には、ジャンルごとに間仕切りを作る。
③見わたせる・・・必要に応じて透明ケースを活用する。
④立てて収納・・・モノの下にモノを置くと隠れて見えない。
⑤床にモノを置かない・・・危険リスクを広げないために。

5.整理整頓のキャッチコピー
・あ 貴方の人生しめくくる モノを持たずに 幸せ気分
・か 片付けは 急に出来ない 少しづつ
・さ 先延ばしするから嫌になる 今できることから こつこつと
・た 立つ鳥は 後を濁さず モノを残さず
・な 並べて見ましょう 今の自分に 大切なモノ

年を取ってくると頑固になってくる、別の見方をすれば感情の老化によって、身の回りのモノを整理整頓できなくなるそうです。
子や、孫、子孫に不要なもの、邪魔なものを残すことのないよう今から身辺整理を始めませんか。気力、体力、判断力のある今がチャンスです。
そして安全かつ快適な老後を過ごしましょう。

 
   ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)
20160921_183532.jpg

9月度ぶらくり会『シニアの片付け―今始めよう!身辺整理』のご案内

柑芦会 神戸支部会員各位
      近隣支部会員各位


拝啓、
 毎日厳しい暑さが続きますが、皆様には、健やかにお過ごしのことと拝察致します。
さて、9月度ぶらくり会を下記要領にて開催致しますので奮ってご参加下さい。
                                                 敬具


                       記


1.日時:平成28年9月21日(水)  18:30~20:00


2.場所:神戸市勤労会館  406号室
      〒651-0096 神戸市中央区雲井通5丁目1-2
      電話番号:078-232-1881
      (三宮駅より東へ徒歩約5分)
 http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/

              
3.講師:中右 立代(ナカウ リツヨ)様
      整理収納アドバイザー、収納コンシェルジェ


      ・㈱クラッシー・ファミリーコンシェルジェ関西(関西電力の関連会社)に所属の
       収納コンシェルジェ
      ・学校厚生会の収納セミナー、高齢者大学講座(公民館)、片付け教室(総合庁舎)、
       百貨店でのセミナー、マンション販売センターでのセミナー等多くのセミナーで
       ご講演の実績あり。


4.テーマ:『シニアの片付け―今始めよう!身辺整理』
      (講師からのメッセージ)
      ・日頃なかなか物が捨てられないとお悩みのあなた。整理収納に対する考え方から、
       いる物いらない物の分別整理方法、さらに使いやすくコンパクトに収納する方法を
       伝授します。
       いつかはやろうと思っている片付けは、体力気力のある今始めることをお勧めします。
       安全で快適に暮しを続けるために。


5.会費:1,000円


6.その他:講演終了後、近隣の居酒屋にて懇親会を開催します。
       こちらの方にも是非ご参加下さい(予定会費2,500円)。


*出欠のご返事は、講演会、懇親会のそれぞれについて、9月11日(日)までに、世話役・平林宛
 ご連絡願います。
                                                          以上


ぶらくり会世話役    平林 義康(大学20期)

ぶらくり会28年7月例会「ぶらくり会ワイン大楽(だいがく)」報告

ぶらくり会28年7月例会報告

20160720_183525.jpg


開催日時:7月20日(水)午後6時30分~午後8時
開催場所:神戸市産業振興センター 801号室
講  師:大西 タカユキ(大西 威之、オオニシ タカユキ)様
20160720_192221.jpg
     ワインプロデューサー
     スタジオ クロノワ代表(Studio Clos Noir)
     (略歴)
 ・昭和53年西宮市生まれ
・関西学院大学商学部卒
(趣味)
・茶道、三線、バイク、作曲他多数
(資格)
・J.S.A.公認ワインアドバイザー他多数
講演テーマ:「ぶらくり会ワイン大楽(だいがく)」
…今さら聞けないワインマナー、これを知っていればさらにワインが楽しくなる…
出席者数:14名
     
食生活の変化および交友関係の広がりとともにワインを嗜む機会がますます増えてきております。
美味しいのだけれど敷居が高いとか、マナーを知らないからとか、ワインの選び方がわからないとかで、ワインを敬遠されている方もおられると思います。
そこで、ワインに関するプロをお招きして「ワインがもっと楽しくなる基礎講座」と銘打って、ワインに関する基礎知識等を習得するとともに、ワインのマナーのABCを教えて頂きました。

 講演は、講師が予め用意されたレジュメにもとづき、ワインに纏わる事柄をクイズ形式で出題され、聴講生がこれに答えるという形式で行われました。以下に当日のQ&Aの概要を記します。

1.ワインがさらに好きになるワインの基礎知識
①ワインは世界最古のお酒。では、いつ頃から飲まれているのでしょうか?
⇒約8千年前からグルジアで飲まれていたという記録があるそうです。

②赤ワインの赤い色は、どのようにしてできるのでしょうか?
⇒黒ぶどうの皮から出ます。(余談)冷凍したブルーベリーを赤ワインに入れると綺麗なピンク色になるそうです。

③白ワインの味は甘口・辛口で表現されます。では、赤ワインは?
⇒重口(フルボディ・Full-Bodied、渋い)、軽口(ライトボディ、渋くない)といい、
中間のものを中重口(ミディアムボディ)と言います。

④その昔、「悪魔のワイン」と言われたワインとはどんなワイン?
⇒それはあの有名な「ドンペリ」、正確にはドン・ペリニヨンです。
   フランスの修道士ドン・ペリニヨンがワインを瓶詰にしておいたところ瓶の中で発酵がおこり夜な夜なコルクが飛んだことにより「悪魔のワイン」と言われたそうです。また、これが、シャンパン(スパークリングワイン)の由来だそうです。
⑤ワインの味わいを決める4つの要素とは何でしょう?
⇒天候(天)、土壌(地)、人(人)、ぶどうの品種(種)
   ブラインドテイスティング(いわゆる、利き酒)ではまず品種を当てることが重要に
なるそうです。

2.おうちワインをさらに美味しくするテクニック
 ① ワインを飲むとき、3つの楽しみがあります。それは何?
   ⇒色、香、味の順に楽しみます。
    はやる心を抑え、まず色を楽しみ、次に香り、ワインの世界では強い香りのするものとの取り合わせはNGだそうですので、強い香りの香水とかは避けたほうが無難かもしれません。最後に味ですが、ワインはいかに酸味を残すかが味を決める重要な要素だそうです。
 
 ② ワインをグラスに注ぐ時、どの辺まで入れると美味しい?
   ⇒ワイングラスの下から三分の一辺りまで。上部の三分の二を空けるのは香りがたまるようにするためだそうです。
    グラスだけでなく、陶器で飲むのも新しい楽しみ方だそうです。

 ③ 赤、ロゼ、白、スパークリングワイン、美味しく飲む順序は?
   ⇒スパークリングワイン(食前酒的要素)、白、ロゼ、赤の順。
    なお、白は辛口からスタートしてデザートワインは甘口がよいとのことです。

 ④ デキャンターを使う理由は2つあります。それは何?
   ⇒デキャンターに移しかえるのは赤ワインが主ですが、移しかえる作業をデキャンタージュというそうです。そしてデキャンターを使う理由は以下の通りです。
・ワインを空気に触れさせるため(無理やり熟成させる)
    ・古酒の上澄みだけをとるため(滓を取り除くため)

 ⑤3歳の子供でも分かるワインと家庭料理を合わせる方法って何?
⇒料理の色とワインの色を合わせること。
    白っぽい料理には白ワインが、黒っぽい料理には赤ワイが、トマト料理にはロゼワインが合うそうです。
    例えば、白身の肉料理には白ワイン、カツオのタタキやマグロには軽めの赤ワインがいいそうです。
    肉だから赤、魚だから白ではないということです。
 
3.覚えて得するスパークリングワインクイズ
 ① フランスのシャンパーニュには生産年が書かれていないものがあります。なぜ生産
年が書かれないのでしょう?
   ⇒複数年のワインを混ぜてあるから(古いワインを使っている、N.V)。
   なお、シャンパンはシャンパーニュ地方で作ったワインのことであり、家族経
営が中心だそうです(シャンパンハウス)。
ドンペリは、シャンパーニュ地方のスパークリングワインであり、年号を書いてある
が、ぶどうのはずれ年の多い中で当り年にしか作らないため高価になるそうです。

 ② シャンパーニュにはブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールという種類があります。これはそれぞれどういう意味?
   ⇒白ぶどうから作った白ワイン(スパークリングワイン)をブラン・ド・ブランと
    言い、黒ぶどうから作った白ワインをブラン・ド・ノワールと言います。

 ③ ロゼスパークリングは白よりもランクが上となります。なぜ?
   ⇒一つは、色の出し方が難しい(作り方がむつかしい)から。
    もう一つは、華やかで人気があるから。また、料理にも合わせやすいから。
    通称「ピンドン」と言われるドン・ペリニヨン・ロゼは色調のかわいらしさで人気があり価格も他のドンペリよりも高いそうです。

 ④ 瓶内二次発酵のスパークリングの甘味辛味はどのようにして決まるのでしょう?
   ⇒混入するグラニュー糖、蔗糖等の砂糖の量によって決まる。
    殆どのスパークリングには砂糖が入っており、多く入れれば甘口、少なければ辛口になる。
    なお、良いスパークリングは栓を開けて一日おいても泡がでるが、安価なものは中に炭酸ガスを入れて泡をだすためすぐに泡が出なくなる。

 ⑤ 世界的に人気のフリッザンテ「ランブルスコ」が最もよく合う食べ物は何?
⇒イタリア産の「ランブルスコ」は辛口でも少し甘いので、生ハムが最もよく合うそうです。

4.今さら聞けないワインのマナー
 ① レストランのホストテイスティングは何のためにするの?
   ⇒ワインが劣化していないかをチェックするため。

 ② ワインの乾杯の時、注意しないといけないことって何でしょう?
   ⇒グラスとグラスをカチンと合わせないこと。
    薄いガラスで出来ているため割れることがある。

 ③ ワインのお酌で、日本酒のお酌と大きく違うのは何?
   ⇒・グラスを持たない。手を添えるのも中途半端であり、グラスはおいたままにしておく。
    ・レディー・ファースト。男性が女性の飲み具合を見ながら注ぐ。
     これがスマートなワインのお酌。

 ④ ワイングラスをクルクル回す仕草。これは何のためにやるの?
   ⇒香りがしない時に、香り立たせるため。
    ただし、古いワインではもったいないのでこれはしない。
    家庭では、グラスの上を手で覆って香り立たせてもよい。

⑥ 聞かれてもないのに延々とワインを語る人を何というでしょう?
 ⇒「ワイン痛」と言うそうです(ワイン通ではありません)。

以上の項目の中で、皆さんはどの位ご存知でしたか。
この度の講演で、ワインに対する知識も増えましたし、今までとは違うワインの楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
ただ、「ワイン痛」にはならないようくれぐれも注意しましょう。

なお、講師の大西先生は、公式ウエブサイトを立ち上げられていますし、フェイスブックにも参加されています。
ワインに関して更に深く知りたいとか、研鑚を積まれたいと思われている方はキーワード、「大西タカユキ」、「おーみん」、「おーみん クロノワ」等をネットで検索してください。大西先生にヒットする筈です。
 
 
   ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)
20160720_183542.jpg

7月度ぶらくり会「ぶらくり会ワイン大楽(だいがく)」のご案内

柑芦会
神戸支部会員各位
近隣支部会員各位 

皆様、こんにちは。
いよいよ梅雨に入ったようですが、如何お過ごしですか。


さて、7月度ぶらくり会を以下の要領にて開催しますので奮ってご参加下さい。
(詳細は添付シートをご参照ください)


1.日時:7月20日(水)18:30~20:00  
2.場所:神戸市産業振興センター http://www.kobe-ipc.or.jp/access/
3.講師:大西 タカユキ様  プロフィール
      ワインプロデューサー
4. テーマ:「ぶらくり会ワイン大楽(だいがく)」
      ・・・今さら聞けないワインマナー、これを知っていればさらにワインが楽しくなる・・・
5.会費:1,000円
6.その他:講演終了後、近隣の居酒屋で懇親会を開催します(予定会費2,500円前後)


*出欠のご返事は、講演会、懇親会のそれぞれについて、7月10日(日)迄に世話役・平林宛
ご連絡下さい。


===================
平林 義康
2806b_2016061014245196e.jpg

ぶらくり会28年5月例会「誰も知らない水族館の裏話」報告

ぶらくり会28年5月例会報告

開催日時:5月23日(月)午後6時30分~午後8時
開催場所:神戸市産業振興センター 403会議室
講  師:三吉 規央(みよし のりお)様
鹿児島市水族館公社職員(総務課 管理係)
(略歴)
・昭和47年広島市生まれ
・山口県立山口高等学校卒
・和歌山大学経済学部経済学科卒(45期)
講演テーマ:「誰も知らない水族館の裏話」P1010755.jpg
出席者数:19名

 今月の例会は、柑芦会のメンバーとしては異色の職に就かれている三吉規央様を鹿児島よりお招きして、なかなか知りえない水族館の裏話を聞かせて頂きました。
予めご用意頂いたレジュメに沿ってその概要をご報告します。

 そもそも水族館とは博物館のジャンルに属し、日本最初の博物館である上野の東京国立博物館の附属施設として開園した上野動物園において、1882年に「魚のぞき館」として開設されたのがルーツであります。
そして、1897年(明治30年)に神戸・和田岬の遊園地・和楽園に日本で最初の循環型水槽を備えた近代的な水族館が開設されました。

①かごしま水族館は須磨水族園の園長だった男が造った
その方は、吉田啓正さんという方で、水族館業界で1番か2番の存在だと自負されて
いたそうです。
吉田さんは、江ノ島水族館から須磨水族館に移り、1987年のリニューアル時に須磨水族園長として、1997年にはかごしま水族館オープンとともに初代館長に就任されましたが、講師によると勿体ないことに2年で退任されました。
江ノ島水族館とかごしま水族館は追われるようにしてやめられ、尊大な方であったが、水族館のグランドデザインに責任を持つことができ、展示コンセプトの商売人でもあったとのことで、一昨年の死の直後に予想もしなかったことで評価されることになります。
かごしま水族館の出口付近に「沈黙の水槽」と言われる生き物が全くいない水槽が展示されていますが、その脇に「沈黙の海」と題した吉田さんのメッセージが掲示されています。その内容は、人間による環境破壊により、海に魚や植物がいなくなったらどうなるだろうという問題提起をしている内容だとのことで、現在ネット上で話題になっています。

②沖縄から大阪が盗んだものを鹿児島が盗んだ
 「盗んだ」とは穏やかではありませんが、内容はジンベエザメの捕獲方法、飼育方法に関することであります。
ジンベエザメは世界最大の魚ですが、おとなしくてとてもデリケートな魚だそうです。
関西の近隣では大阪・海遊館のジンベエザメが有名ですが、海遊館は沖縄のジンベエザメに関するノウハウを探り当て展示に漕ぎつけたそうですが、鹿児島はノウハウをわからないまま2回の失敗を経てやっと飼育、展示するに至ったそうです。1匹目は沖縄県の漁協から購入したが、現地での餌やりの際に、手網を一緒に誤って飲み込ませていたがために死に、鹿児島・佐多岬で捕獲した2匹目は糞詰まりで死んだそうです。
 現在のかごしま水族館では、大阪・海遊館の獣医が集積したジンベエザメの飼育・展示に関するノウハウを入手したおかげで無事に飼育・展示出来ているそうですが、この獣医のノウハウは鹿児島を経て全世界に流れているそうです。

③生物学「御」研究所
「御」は「オン」と読みます。
昭和天皇も今上天皇も秋篠宮も皆さん生物学者であられます。
昭和天皇はヒドロ虫類の、今上天皇はハゼの、そして秋篠宮はなまずのそれぞれ研究者であられます。
 生物学御研究所は皇居内にありますが、その名称は平成20年10月より今上天皇のご意向により生物学研究所と「御」の文字が削除されたそうです。なお、今上天皇は単に研究所と言われているとのことです。
 講師は、平成15年に今上天皇がかごしま水族館にお立ち寄りになった際に、お話するチャンスがあったそうですが、事前にそのような機会がおとずれるなど思いもよらなかったため、せっかく話しかけられたが、緊張もあって、一言も発することが出来ず頭を下げてしまったそうです。なお水族館からは出版物を贈呈されている由。

④油断すると水族館の運営をよそに奪われる
水族館運営は、もともとは地方公共団体やその外郭団体が運営していたが、平成15年より指定管理者制度がスタートし、株式会社をはじめとした営利企業や財団法人、NPO法人等の法人その他の団体に包括的に代行させることが出来るようになりました。
須磨水族園は元々神戸市が運営していましたが、現在は南知多ビーチランド他2社が運営しています。また、東京のしながわ水族館は開館当初より、事業主体は品川区ですが運営は池袋のサンシャイン水族館を運営しているサンシャインエンタプライズであり、最近新設された京都・仙台と、リニューアルされた上越の水族館は初めから管理運営は民間委託だそうです。
このように水族館(博物館)では独立採算制を導入し、税金ではなく利用者の負担によって運営していこうというのが世界的な潮流になっているそうです。
なお、アメリカのアトランタ水族館は大企業がスポンサーとなって資金を出しているそうですし、メトロポリタン美術館は、金持ちがスポンサーとなってその運営資金を賄っているそうです。

⑤日本学術振興会(文科省管轄の外郭団体)の科学研究費助成事業、通称「科研費」
科研費には研究費本体以外に研究機関がもらえる間接費があるが、この研究費を海外旅行に費やし、間接費を私用につかう事務員まで発生する始末であり、世間に甘えた研究者と研究機関が多いそうです。

⑥イルカとクジラの新規捕獲を禁じられた水族館
世界動物園水族館協会(WAZA)の圧力により、日本動物園水族館協会(JAZA)がイルカとクジラの新規捕獲を禁じられたが、日本では古来より捕鯨の歴史があり、現在でも和歌山県の太地町だけでなく、日本各地でクジラを捕獲している現実があります。

⑦水族館では要らなくなった魚はどうしているか
なるべく他園館に融通したり、購入先に返却するのですが、それでも不要になった魚は「絞めて」いるそうです。
ただ、いまどきの若い職員は絞めることを嫌がるそうです。

 講師の巧みな話術もありあっという間の1時間半でした。
6月半ばよりNHKのドラマ10で「水族館ガール」というさわやかな青春ドラマが
始まるそうですし、皆さん、奥様あるいはお孫さんとご一緒に今一度水族館に足を運んでみませんか。

 最後に、講師から、九州に来られた際には是非「かごしま水族館」を訪ねて下さいと出席者全員に名刺を配って頂きましたので、「かごしま水族館」の住所および講師の所属部署等を以下に記します。

 「いおワールド かごしま水族館」
 公益財団法人 鹿児島市水族館公社
 〒892-0814
 鹿児島市本港新町3番地1
 TEL(099)226-2233(代)
 FAX(099)223-7692
 総務部 管理係 三吉 規央 様
 
 
   ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)

P1010759.jpg

ぶらくり会28年3月例会報告

ぶらくり会28年3月例会報告

開催日時:3月16日(水)午後6時30分~午後8時
開催場所:神戸市産業振興センター 406会議室
講  師:宮部 真衣(みやべ まい)様
和歌山大学システム工学部 デザイン情報学科 講師
P1010746.jpg
(略歴)
・2003年4月 和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 入学
・2006年3月 和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 退学(飛び級のため)
・2006年4月 和歌山大学システム工学研究科博士前期課程 入学
・2008年3月 和歌山大学システム工学研究科博士前期課程 修了
・2008年4月 和歌山大学システム工学研究科博士後期課程 入学
・2011年3月 和歌山大学システム工学研究科博士後期課程 修了
・2011年3月 博士(工学)
・2011年4月~2013年4月 東京大学知の構造センター 特任研究員
・2013年5月~2015年3月 京都大学学際融合教育研究推進センターデザイン学ユニット 特定研究員
・2015年4月~和歌山大学システム工学部 デザイン情報学科 講師
講演テーマ:①Twitter上の流言(デマ)に関する研究
      ②多言語医療受付支援システム(外国人患者への多言語サポート)に関する研究
      ③認知症の早期発見に関する研究
出席者数25名

今月の例会は、和歌山大学システム工学部において、完璧ではない情報技術をいかに有効活用するかとの観点から、人を手助けする情報システムについて研究されている宮部真衣先生を講師にお迎えして講演をして頂きました。

なお、講師のご専門は「ヒューマンコンピューターインタラクション」、「コンピューターを使ったコミュニケーション支援」とのことです。
インタラクションとは、ネットで検索すると、「システムと人間との間で行われる能動的な情報のやり取りのことを指します。
具体的には、対話形式でシステムの制御を行ったり、入力データの内容でレスポンスが自動的に切り替わるなど、最適な情報を得ることができます。」とあります。

ご講演では、我々にも理解できるよう平易な表現で丁寧にご説明頂きましたのでその概要を以下に報告します。

まず、Twitter上の流言(デマ)に関する研究からお話して頂きました。
今、世の中は、コンピューターにより非常に便利になっています。例えば、自宅で居ながらにして電子メール等で情報を収集・発信出来ますし、銀行の預貯金は窓口に行かずにATMで自由に出し入れ可能です。列車の座席指定もネットで出来ますし、図書館では読みたい本、借りたい本を検索によって容易に見つけ出すことが出来ます。

また、Twitter、Facebook、mixi、ブログ等のソーシャルメディアを利用して誰でも手軽に情報を発信し受信出来る環境になっています。
然しながら、この手軽さが、時として問題を生み流言の温床になっているのではないかと講師は指摘されます。
2011年3月の東日本大震災の際には、様々な情報が流れたとのことですが、中には真偽の判断が難しいものや、信頼性に疑問のある情報あるいは流言と思われるものもあったそうで、講師はこのことをきっかけに情報共有に関する研究を始めたそうです。

 そして講師は、2012年6月「流言情報クラウド(Rumor Cloud)」を立ち上げ、流言に関する情報を収集し、ユーザーの流言拡散防止を支援するサービスを提供されています。

一度以下のサイトにアクセスしてみてください。今週の流言ランキング、これまでの流言ランキング等が検索出来ます。
「流言情報サイト」(http://mednlp.jp/~miyabe/rumorCloud/rumorlist.cgi

次に、多言語医療受付支援システム(外国人患者への多言語サポート)に関する研究についてお話して頂きました。
このシステムは2005年11月に開発に着手されたそうですが、開発の背景としては、もし自分が言葉の伝わらない環境、例えば海外旅行中に交通事故等のトラブルにあったら、どのような治療がされるのか、治療費はどうなるのか、保険はきくのか、入院するのか等々多くの不安要素を想定したからだそうです。

特に最近は、多くの外国人旅行者が来日してきていますが、日本語を話せない外国人患者と医療者の対話を助けるため「多言語医療受付システムM3(エムキューブ)」というシステムが開発されました。そしてこのシステムは2006年に試用し看護師、医療通訳者の意見を聞いたうえで改良を加え、2007年9月京都市立病院、2009年2月京大病院、2011年6月には東大病院に設置されるまでになり活用されているそうです。ネットで「多言語受付支援システムM3」を検索してみてください。

最後に、認知症の早期発見に関する研究について講演頂きました。
 日本においては65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症またはMCI(軽度認知障害)と言われているそうで、今や他人事ではありません。
 認知症は、進行を遅らせること、将来のことをゆっくりと考える時間がもてることから早期診療、早期発見が重要と言われています。しかしながら、認知症の疑いのある人自身が受診を嫌がることが多く、医療機関の受診までに平均9.5ヶ月、確定診断までに平均15ヶ月かかっているそうです。
 そこで、従来の診断方法での課題(専門的、コストがかかる、侵襲性がある)をクリアし、手軽に症状の兆候を把握できないかということで、講師は、音声認識を用いた「言語能力測定システム“言秤(コトバカリ)”」を提案され、京都市の複合ケア施設で認知症相談会で提案システムを試用され、2015年4月には医学会総会でブース展示されたそうです。

 言語能力を測定するものとして、あることを表現するのにどれだけ同じ語彙を使用しないで表現できるか(TTR)、同じことを表現するのにどれだけ難易な語彙を使用できるか(JEL)、どれだけ丁寧な表現ができるか(PLT)、地名、数詞、固有名詞等を使ってどれだけ具体的な表現ができるか(NER)等、全部で6つの指標を採用されているそうです。

 そして、この音声認識システムにより5名の協力者の50データを利用して言語能力の測定可能性を検証されました。
 具体的には、収録した音声を人の手で書き起こした正解データと、2つの異なる音声認識システムによる認識結果をTTR指標で比較したところ、5人の協力者のTTRスコアは正解データと中程度の相関が見られたとのことでした。

 現段階では、TTRに関していえば、同じ発話者(被測定者)の継続的な記録によってスクリーニングや自己ケアは可能であり、状態維持のチェックや状況の改善効果の確認は可能であるとのことでしたが、1回のみの測定で認知症あるいはMCIをスクリーニングすることは困難とのことでした。
今後は一般ユーザーでもこのシステムが有効に使えるよう努力されているとのことでしたので講師の今後の研究に期待したいと思います。
「言語能力測定システム“言秤(コトバカリ)」もネットにアップされていますので検索してみてはいかがでしょうか。

   ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)

P1010740.jpg

3月度ぶらくり会のご案内

柑芦会
神戸支部会員 各位
近隣支部会員 各位


立春も過ぎましたが、まだまだ春浅しといったところでしょうか。
皆様には、健やかにお過ごしのことと拝察致します。
さて、3月度ぶらくり会を下記要領にて開催致しますので奮ってご参加下さい。


                記


1.日時:平成28年3月16日(水) 18:30~20:00


2.場所:神戸市勤労会館 406号室
      〒651-0096 神戸市中央区雲井通5丁目1-2
      電話番号:078-232-1881
      (三宮駅より東へ徒歩約5分)
       http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/


3.講師:宮部 真衣(ミヤベ マイ)様
      和歌山大学システム工学部 デザイン情報学科 講師
      (略歴)
      ・2003年4月  和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 入学
      ・2006年3月  和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 中退(飛び級のため)
      ・2006年4月  和歌山大学システム工学部システム工学研究科博士前期課程 入学
      ・2008年3月  和歌山大学システム工学部システム工学研究科博士前期課程 修了
      ・2008年4月  和歌山大学システム工学部システム工学研究科博士後期課程 入学
      ・2011年3月  和歌山大学システム工学部システム工学研究科博士後期課程 修了
      ・2011年3月  博士(工学)
      ・2011年4月~2013年4月 東京大学知の構造化センター 特任研究員
      ・2013年5月~2015年3月 京都大学学際融合教育研究推進センターデザイン学ユニット
       特定研究員
      ・2015年4月~和歌山大学システム工学部 デザイン情報学科 講師


4.テーマ:
      ①Twitter上の流言(デマ)に関する研究
②多言語医療受付支援システム(外国人患者への多言語サポート)に関する研究
      ③認知症の早期発見支援に関する研究
      
      ・大変な秀才で新進気鋭の研究者でいらっしゃる講師をお迎えして、様々な研究についての
       お話しをして頂きますが、なかでも会員の皆様もご興味をお持ちだと思われる認知症に
       関する研究には特に力点をおいて講演して頂く予定にしております。
       身内に発症患者のおられる方も、ご自身の将来をご心配の向きも是非この機会に講演会
       に参加されませんか。


5.会費:1,000円


6.その他:講演終了後、近隣の居酒屋にて懇親会を開催しますので、こちらの方にも是非ご参加
       下さい(予定会費2,500円前後)


*出欠のご回答は、3月6日(日)迄に、世話役・平林宛にお願いします。

ぶらくり会27年11月例会報告 講演テーマ:「俳句を楽しむ」

ぶらくり会27年11月例会報告

開催日時:11月18日(水)午後6時30分~午後8時
開催場所:神戸市産業振興センター 801会議室
講  師:寺西 建舟(てらにし けんしゅう)様
和歌山大学経済学部 17期卒
俳句会「神杖」(こうづえ)主宰
講演テーマ:「俳句を楽しむ」
出席者数:14名

今月の例会は、和歌山大学経済学部17期の卒業で俳句会「神杖」(こうづえ)を主宰されている寺西建舟様を講師にお招きし、「俳句を楽しむ」というテーマでご講演頂きましたのでその概要をご報告致します。

P1010738.jpg

講師からは俳句の歴史、俳句の楽しみ方を中心にお話をしていただきました。

 まず、俳句の歴史、現代俳句への道程、についてお話をして頂きました。

俳句は、それまでの「五七五」と「七七」を二人あるいは複数人で歌う貴族や上流階級の楽しみであった和歌の連歌を、室町時代に入り、山崎宗鑑と荒木田守武が庶民にも拓かれ、より気軽に楽しめるようにと滑稽・洒脱にした芸術、文芸であり、俳諧の連歌として栄えたとのことです。
 
 俳諧の連歌は、江戸時代に入ると松永貞徳によって大成され、一門による俳諧連歌は「貞門派」と呼ばれ一時代を築き、堅苦しい正統の連歌をしのぐ程の人気を誇ることとなりました。しかしやがて「貞門派」は「古風」となり「談林派」という「新風」にその地位を奪われました。「談林派」には西山宗因を筆頭に井原西鶴らが参画したが十年ほどで最盛期を終えたのでした。

 その後、一時「談林派」に参画していた松尾芭蕉があらわれ、「蕉風」と呼ばれる作風を示し、俳諧を芸術にまで高めました。なかでも単独で鑑賞に堪え得る自立性の高い発句を数多く詠んだことが後世の俳句の源流となったのでした。
有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」は元々「山吹や蛙飛んだる水の音」だったそうです。和歌で使い古された貴族臭芬々たる「山吹や」や、世俗的、大衆的な「飛んだる」という表現を嫌い、詫び、寂び、静寂感を含んだ「古池や・・・」に変えられたとのことです。

 そして江戸俳諧中興の祖といわれ「菜の花や月は東に日は西に」で有名な与謝蕪村があらわれました。この句は、「菜の花」=地と、「月」「日」=天という高低と宇宙、昇りくる月、沈みゆく日の東西の拡がり、そして一日の時間経過をも物語っており、このように俳句は僅か17音で高遠な時空間までをも詠み込むことができるとの解説でした。 
蕪村より少し遅れて「やせ蛙まけるな一茶これにあり」の小林一茶があらわれました。

明治に入ると正岡子規が登場します。子規は俳句を近代文学にまで高めました。
集団的創作である連句を否定し発句を俳句という個人文芸にしたのです。そして旧来の月並み、理屈、穿ち、低俗を排し、実景や実感に基づく写生を基本技法としました。

 子規の後には、子規門の双璧といわれた河東碧梧桐と高浜虚子が出てきます。自由律俳句の碧梧桐と正統派の虚子とそれぞれ排風は異なっていました。
碧梧桐は個性的感覚で対象を把握しやがて形式や季題を否定し破壊してゆく俳句を詠みました。萩原朔太郎や種田山頭火らが彼の流れを受け継いでいるそうです。
一方、虚子は定型、季題、を尊重し、俳句の理念として花鳥諷詠・客観写生を提唱しました。

俳句は俳諧の連歌から始まって現代の俳句に至るまで折々の流行があったようですが、芭蕉はいつまでも変化しない本質的なものを尊重しつつ、新しい変化を取り入れていくという「不易流行」という理念を考えるに至ったそうです。
俳句の歴史は、芭蕉をスタートに、蕪村、子規と概ね100年ごとにその時代を代表する俳人が出て、俳句革新がなされてきたわけですが 子規没後100年を経た今日、そろそろまた俳句革新をもたらす俳人が現れてもいいという頃になりますが、さていかがなものでしょうか。
 現代の俳壇は大きく3つの協会(伝統俳句協会、俳人協会、現代俳句協会)があるそうですが、高齢化が進んでいるとのことです。
 一方で18~19年前に始まった俳句甲子園に象徴されるように高校生の時から俳句を始める人も出てきているとのことです。

 次に俳句の楽しみ方についてお話頂きました。

子規は俳句のことを「簡単に過ぎて其の意を尽くさざる形式である。つまり一種片言に近い形式であるために、いっそういろんな読み方を誘い出す。これ実に俳句の欠点なり。而して俳句の長所亦ここに存す。」といったそうです。

 講師は、俳句の良さ、楽しみ方について以下のいくつかの点をあげられました。
その第一は、その短さにあり、覚えやすく、日本人に沁みついた575のリズムがあり、たった十七音字だから、その気になれば誰でも書ける点です。

 また、俳句は見たもの、感じたものをとりあえず575で表し、ひとつの完結した文芸作品になる点で達成感、創作のよろこびを感じることができます。内容中身や質の充実向上を工夫して仕上げていく=推敲=よろこびを感じることができます。

さらに、自分の作品が句会等で評価され、作品が活字になり新聞や雑誌、本に掲載される等、評価されるよろこびを感じることができます。句集出版などの本にし、自分史を綴ることもできます。

講師は、いつも自然と向き合い季節(四季)を感じ実際に俳句を作りましょうと勧められています。 

俳句作りのひとつのコツは、言いたいことをストレートに全部言おうとしないで、イメージやリズムに変換したりすることだそうです。例えば、「桜咲くどこかへ行って一杯を」は「さくら咲く二、三の友に電話する」のように。

また、写生は出来るだけ繊細な感覚で景やモノを捉えるように、カメラマンの眼と丁寧な言葉描写で作句することだそうです。「缶コーヒー取り出し口の落葉かな」。

俳句は作るだけでなく読む楽しみ、謎解きの楽しみ、鑑賞や選句の楽しみもあるといわれます。
いくつかの俳句を紹介頂きましたが、つぎのような俳句は如何でしょうか。
・三月の甘納豆のうふふふふ
・Tシャツにまづ頭生え両手生え
・おじんにはおじんの流儀花茗荷
・いい人をやめたら気楽セロリ噛む
・恋文の起承転転さくらんぼ
・ダリの絵の時計の捻じれ十二月
・妻の字が毒に似ている蛇苺
・オトコエシメシハガツガツショクスベシ

それぞれの句はそれなりの人が作ったもので、思わず頷いてしまうものや、首をかしげるものまで人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、基本を正しく学ぶことで、一層読む楽しさと俳句の奥深さがわかるようになるとのこと。

一説によると、一日一句を作るだけで前頭前野を刺激することになり認知症予防になるというお話もあります。また、作句の際には、過去の体験を思い出し五感全てを総動員するため認知症治療にも役立つともいわれています。

いずれにしても、俳句は人生を楽しむ、人生を豊かにすることに繋がると思います。
みなさん、今からでも遅くはないと思います。俳句を始めませんか。

 寺西建舟講師よりメッセージです。
 
 四季の季節の中で自然と共生し、芸術性と庶民性を兼ね備えたものが俳句です。
「神杖俳句会」で、仲間と一緒に俳句を始めませんか?
「俳句を楽しみ俳句に学ぶ」をモットーに、毎月句会と、俳句講座で句座を囲み
 楽しんでおります。
 俳句の基礎から学ぶところは学んで頂き、俳句の多様性を楽しんで頂けます。
 初心者の方も大歓迎です。      
           神杖俳句会 090-3350-9041 までどうぞ。
 

   ぶらくり会世話人  平林 義康(大学20期)
P1010735.jpg

11月度ぶらくり会のご案内テーマ:『俳句を楽しむ』

柑芦会 神戸支部会員各位
      近隣支部会員各位


皆様、こんにちは。
朝夕には寒さを感じる季節になりましたが、健やかにお過ごしのことと拝察致します。
さて、11月度ぶらくり会を下記要領にて開催いたしますので奮ってご参加下さい。


                     記


1.日時:平成27年11月18日(水)  18:30~20:00
2.場所:神戸市産業振興センター 801会議室
      〒650-0044 神戸市中央東川崎町1丁目8番4号(神戸ハーバーランド内)
              (JR神戸駅より徒歩約5分)
      電話番号:078-360-3200
3.講師:寺西 健二様 (大学17期)
       俳句会 神杖(コウズエ)主宰
       俳号   寺西 建舟
4.テーマ:『俳句を楽しむ』
       ・お笑い芸人の芥川賞受賞、テレビ番組「プレバト」等の影響もあって、いま世の中は
        ちょっとした文学ブーム、俳句ブームとなっているようです。
        そこで、今回は、我々柑芦会の同窓で俳句会「神杖」を主宰されている寺西健二様に
        講師となって頂き、俳句の楽しみ方、俳句の作り方等、人生を豊かにするといわれて
        いる俳句についてご講演頂くことになりました。
        俳句に詳しい方、あまり馴染みのない方、これから俳句をやってみようと思われている方、
        一度聞いてみてもよいなと思われている方、全ての方々のご出席をお待ちしております。
5.会費:1,000円
6.その他:講演終了後、近隣の居酒屋にて懇親会を開催しますので、こちらの方にも是非ご参加
       下さい(予定会費2,500円前後)
*ご出席の方は、11月10日(火)迄に世話役・平林宛ご連絡願います。

平成27年3月度ぶらくり会例会開催の案内

                             平成27年2月8日
柑芦会 
神戸支部会員各位
近隣支部会員各位

            平成27年3月度ぶらくり会例会開催の案内

立春も過ぎ、気温もほぼ平年並みとのことで、春は間違いなく近づいてきている思いますが、皆様におかれましては、お元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。

本年第1回目のぶらくり会は、『遺言書があるとないとでは大違い-紛争防止と節税につながる遺言書の書き方-』というテーマで、司法書士法人「中尾パートナーズ」の代表者・中尾博(ナカオ ヒロシ)様にご講演頂くことにしております。
中尾様は、多くの司法書士をはじめとする各専門士を束ねる司法書士法人の代表であり、神戸をはじめとして全国に拠点を展開されております。また、「社会の発展と正義の実現という社会的使命を踏まえて行動する」という目標を掲げ、堅実な業務を遂行されています。

講演会は下記要領にて開催予定でありますが、テーマは非常に現実的なものであり、必ずや皆様のお役に立てるものと思いますので奮ってご参加ください。

                   記
日 時:平成27年3月16日(月) 18:30~20:00
場 所:神戸市産業振興センター 801会議室      
神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号(神戸ハーバーランド内)
JR神戸駅より徒歩約5分、078-360-3200
       http://www.kobe-ipc.or.jp/access/

講 師:中尾 博(ナカオ ヒロシ)様 司法書士法人 中尾パートナーズ 代表
      (中尾様のプロフィールは添付書類をご参照ください)


講演テーマ:
『遺言書があるとないとでは大違い-紛争防止と節税につながる 遺言書の書き方-』
会 費 : 1,000円
その他  :講演終了後、近隣の居酒屋で講師を交えて懇親会を開催の予定です。
     講師もご参加の予定ですので、皆様、奮ってご参加ください。
       (予定会費:2,500円前後)
*3月6日(金)迄に、出欠のご回答を頂きたくお願いします。
   ぶらくり会世話役   平林 義康(大学20期)
                                    以上

                中尾 博様 プロフィール

司法書士法人中尾パートナーズ 代表社員

<略歴>
昭和26年 神戸市生まれ
昭和49年 同志社大学法学部卒業
昭和51年 司法書士登録
      司法書士中尾事務所を三宮にて開業
平成15年 司法書士法人中尾パートナーズとして法人化
      以後中尾パートナーズ代表社員
     (主に相続・遺言・遺言執行関係の業務と相談担当)

*平成10年から平成18年まで神戸家庭裁判所調停委員受任

神戸市中央区に主たる事務所を構え、大阪、東京、千葉、京都にも事務所を展開されています。 
50名超の所員は在職年数が平均15年を超えるベテラン揃いであるとともに、資格登録者が半数以上を占める堅実な司法書士法人であります。

*神戸事務所:神戸市中央区三宮一丁目3番15号、078-392-3277、FAX 078-331-7906

中尾パートナーズでは、次の4つの目標を掲げサービスの提供をされています。
1.司法書士をはじめとする各専門士業が結集した総合法律事務所として各種法的
サービスをワンストップ体制で応じる。
2.クライアントのより高い満足度を常に追求する。
3.法人の構成員は業務の効率化を図るだけでなく、常に見識と業務に対する創造力を養う努力を怠らない。
4.法人の構成員は業務遂行の際、常に社会の発展と正義の実現という社会的使命を踏まえて行動する。

中尾パートナーズで提供されている主な業務は以下の通りです。
 <司法書士>
①不動産登記、②商業登記、③債務整理、④成年後見
 <土地家屋調査士>
①建物表題登記等、②土地表題登記、地目変更登記、③測量業務、他
 <海事代理士>
①船舶登記・登録の申請、②操艇免許証・海技免状の交付等の申請、
②船舶検査の申請、④船員手帳の交付等の申請

                                 以上
=================== 
平林 義康 
神戸市産業振興センター
(神戸市中小企業振興センター、神戸市産業振興財団、神戸市産業振興センター)
住所:〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号 (神戸ハーバーランド内)/ TEL:078-360-3200
http://www.kobe-ipc.or.jp/access/

続きを読む

プロフィール

kourokai

Author:kourokai
柑芦会神戸支部へようこそ

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
月別アーカイブ